カルテット(四重奏)での演奏カルテットというと、たいていの方は「いつも四人で演奏しているもの」と思われることでしょう。 それは正解でもあり、不正解でもあります。 鍵盤楽器(シンセサイザー)を含む編成ですと、シンセサイザー単体でメロディーとハーモニーを奏でることができますので、四人で演奏しなくても音楽は成り立ちます。それを利用して、編成を変化させながら演奏すると、とても良いものが出来上がります。 葬儀演奏は純粋に曲そのものを聴くコンサートとは違います。 その場の雰囲気や式の流れにふさわしい演奏をしなければなりません。 大人数で演奏することは確かに厚みや迫力がありますが、故人に想いを馳せる葬儀の場で、ずっとそればかりでは聴いていて疲れてしまいます。 心静かに悼む気...30Aug2017セレモニー奏者