音楽葬の式次第


音楽葬の基本的な式次第は下記の通りです。


【音楽葬 告別式曲目例】

会葬者入場   G線上のアリア

弔電・前奏   美しき夕べ

開式の辞    

黙祷    

お別れの言葉   お話する方の年齢・性別にふさわしい曲

献奏       カッチーニのアヴェ・マリア

喪主挨拶  

メモリアルスクリーン 故人にふさわしい曲

献花または焼香   故人の歩んだ時代の曲

後奏       セレモニーの終わりを告げる曲

閉式の辞    

お別れ       リクエスト曲または故人にふさわしい曲

出棺       リクエスト曲または故人にふさわしい曲


社葬や合同葬などの大型葬儀では式次第(プログラム)を冊子にして会葬者全員に配ります。

また、式場前方(会葬者が見やすい位置)に式次第ボードを設置します。

家族葬であれば、式次第は当日の奏者打合せ時に決定。

その後、おおよその流れをご家族に説明します。

告別式直前まで式次第、曲目が決定しないこともあります。


私が音楽葬で最も大切にしていることは「空気感」です。

式場内の雰囲気、会葬者の息づかいを感じながら曲調を変えていくということです。

司会者と奏者、奏者同士は開式直前まで打合せをします。

さまざまな議論が展開されます。

時には奏者が主導の時もあります。

式次第(プログラム)を予め公開することのデメリットは「生きた音楽葬」を創ることが困難になるということです。


一番大切なことは、ご家族と葬儀担当者の信頼関係をベースとした「奏者とセレモニースタッフのチームワーク」です。

音楽葬考~株式会社SAKURA 代表取締役 近藤卓司

「葬送儀礼の文化にイノベーションを起こす」さくら葬祭はこの企業理念のもと『大切な方とのお別れのしかた』には伝統的な葬送儀礼だけでなく「音楽葬」はじめ様々な形があることを伝えていきます。この業種をホスピタリティ産業と位置づけ、社員全員が心を尽くし、すべてのお客様に特別なおもてなしを提供いたします。 「音楽葬」の素晴しさを多くの方に知っていただき、社会へ新たな変化をもたらすイノベーションを起こします。

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